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帰化申請と在日朝鮮人

在日朝鮮人が帰化申請をすることは可能ですか?

はい、在日朝鮮人(朝鮮籍)の方でも日本国籍の取得、すなわち帰化申請は可能です。 当事務所ではこれまで多数の在日朝鮮人の方の帰化申請をサポートしてきました。 特に韓国籍へ国籍変更をする必要はなく、朝鮮籍のまま帰化申請を進めることができますので、ご安心ください。

在日朝鮮人(朝鮮籍)の帰化申請での留意点

朝鮮籍の方の帰化申請において最大の特徴は、本国(北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国)の戸籍資料や家族関係証明書類を提出する必要がない点です。 実際、北朝鮮に国民登録されているわけではなく、日本の外国人登録上「朝鮮」と記載されているだけで、出身地を示すにとどまります。 そのため、韓国籍の方が提出する除籍謄本や家族関係証明書のような書類に代わり、 日本国内で取得可能な公的資料で家族関係や本人の身分を証明していく必要があります。

主に必要となる日本国内の書類例

  • 本人および兄弟姉妹の出生届記載事項証明書
  • 両親の婚姻届記載事項証明書
  • 住民票(通称名含む)
  • 納税証明書、課税証明書
  • 社会保険や年金の加入証明

これらの資料をもとに、申請者の出生、家族関係、住所履歴などを一つひとつ丁寧に確認し、 帰化申請書類に反映させていきます。 特に証言と提出資料の整合性が重要ですので、事前の確認が非常に重要です。

審査上の注意と当事務所のサポート

審査では、申請者の素行(納税、社会保険、交通違反の有無など)、生計の安定、社会適応状況が厳しく確認されます。 在日朝鮮人の方の帰化申請では、身分関係資料の整理に特有の手間がかかるため、 書類不備や誤った説明が原因で審査が長期化したり、不許可になるリスクもあります。

当事務所では、こうした朝鮮籍特有の申請上の課題に豊富な対応実績があります。 書類の収集・整理、法務局との事前相談、面接対応のアドバイスまでトータルでサポートいたします。 「どこから手を付けたらよいかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

    

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